NetDriveってなに?
NetDriveは、FTP/WebDavホストをWindowsにマウントし、ローカルファイルと同じように扱うことを可能にするソフトです。いったんマウントしてしまえば、FTPクライアントやその他アプリケーションを起動する必要はありません。NetDriveは、非商用の使用には無料で使えます。商用に使う場合はライセンスを買ってください。1pcが$29です。
NetDriveでマウントしたディスクでは、Wordファイルをダブルクリックして開いたり、実行ファイルを置いて直接実行したり、というような操作が行え、本当にローカルと同じように使えます。Windows搭載のエクスプローラでもftpアクセスが可能ですが、この場合にはこれらの操作はできません。
インストールは、上記URLからダウンロードしてすればおしまい。スゴク簡単。NetDriveについては、google上位にヒットする日本語情報が古いので、あまり参考にならないようです。「ライセンスが…」とか言うのも古い話です。
格安レンタルサーバがオンラインストレージとして使える!
NetDriveの機能を使うと、さくらインターネットのレンタルサーバ領域をオンラインストレージとして使うことができます。さくらインターネットはリーズナブルなので、このNetDriveを使ってマウントすれば、格安のオンラインストレージが完成です。
さくらインターネットの共用レンタルサーバの料金
容量 | : 料金[円/月] |
1GB | : 125円 |
10GB | : 525円 |
40GB | : 1260円 |
80GB | : 2500円 |
150GB | : 4500円 |
@niftyの「マイキャビ」は、これはWebDavを使ったオンラインストレージサービスで、Windowsの標準機能でリモートストレージをマウントでき、マウントした後はリモートとローカルを意識することなく使えるのでとても便利です。ただ、少し値段が高いのが欠点です。
@nifty マイキャビの料金
容量 | : 料金[円/月] |
18MB | : 無料 |
100MB | : 525円 |
1GB | : 1260円 |
2GB | : 2100円 |
10GB | : 5250円 |
スクリーンショット
阪大のftpをEドライブにマウントしてみます。
エクスプローラで見た状態です。ここで、README.htmlをダブルクリックすると、IEがREADME.htmlを開いて立上がります。
普通のftpクライアントでは、いったんローカルにダウンロードしてから開く必要があります。
次に、さくらインターネットをW:\にマウントしてみました。
右クリックして、新規作成→新しいフォルダ、を選択すると、図のように「新しいフォルダ」が作成されます。
右クリックして、新規作成→Microsoft Word 文書、を選択すると、図のように「新規Microsoft Word 文書.doc」が作成されます。日本語のファイル名も問題ありません。
そのほか色々設定できます。EncodingはデフォルトでUTF-8。
コマンドプロンプトからの参照も問題なし。日本語ファイル名も表示ok!
関連リンク:
・ NetDriveのページ
・ WebDAVを使ってみた@徒然なるブログ
コメント
[…] NetDriveでレンタルサーバを格安オンラインストレージにする@馬坂コム […]
[…] NetDriveでレンタルサーバを格安オンラインストレージにする@馬坂コム […]
拝見しました。「NetDriveは、FTP/WebDavホストをWindowsにマウントし、ローカルファイルと同じように扱うことを可能にするソフトです」とのことで興味を持ちました。さくらサーバーのスタンダードを利用していますが、そこにこれを使えば、格安のオンラインストレージが出来上がるということと理解しました。その場合、自分がさくらサーバーのスペースはオンラインストレージ専用のサーバーになるのでしょうか。あるいは現在利用しているウェブサーバー機能と併用できるのでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
ウェブサーバー機能と併用できますよ。
この記事ちょっと古いです。
最近だとskydriveなんかも結構容量取れるようなので、そういった方面もご検討ください。
[…] NetDriveでレンタルサーバを格安オンラインストレージにする@馬坂コム […]