さくらインターネットのVPSの使い道を考えてみた

さくらインターネットがVPSサービスを始めたらしい。980円/月で仮想サーバをレンタルできます。もちろんrootになれます。

さくらのVPS@さくらインターネット

早速思いつきで申し込んで使えるようにしてみました。

おそらくWebサービスをメインのターゲットにしているのだけれど、それだけだと面白くないので、その他の用途を考えてみました。サービスの内容については各所で色々書かれているのでここには書きません。

1.計算センタ

このサービスって、科学技術計算みたいな用途にも使えるんじゃないだろうか、なんて思いました。特に中小企業とか個人にもそういう可能性が開けてきた気がします。例えば、工業製品の設計段階におけるシミュレーションとかそういう処理についてです。現在では、機械、エレクトロニクス、土木、建築、製薬、化学、どのような工業分野をとっても、その製品化にはシミュレーションだとかそういった計算が必要です。ほとんどバッチジョブでしょう。

従来こういう用途では、サーバをたくさん並べた計算センターを使って、ユーザが投入したジョブをLSFとかで割り振ってこなす、というように処理されています。計算センターは各企業ごと、あるいは、その企業の各部門ごとで運営されていて、維持管理にはそれなりにコストがかかっています。未来を予測しつつ機器を更新していかないとならないし、コンピュータ性能が不足したからといっていきなり台数を増やすのにはお金がかかります。科学技術計算では、100% CPUを占有するようなジョブを例えば1週間とか実行する必要があります。ただ、このような需要が1年間毎日続くわけではありません。

そこで、Webサービス向けのレンタルサーバを使うことを考えて見ます。そうすると、必要な計算量に応じて計算センターを自由にスケーリングできます。ホスティング会社にとってみれば、一企業が保有する計算センターのCPU数なんて微々たるものじゃないかな。

もちろん計算サーバのホスティングって、従来からあると思うのですが、Webサービス向けを流用することで個人や中小企業でも使いやすいはずです。現時点ではメモリが足りないという懸念はあるものの、1000円以下で借りられるのであれば何とか使ってみようと言う気も起きます。仮想サーバを10個借りても9800円で済みます。

2.ファイルサーバ

オンラインストレージって、いろいろサービスがあるのだけれど、やっぱりどれもイマイチ。微妙に遅かったり、制限が厳しかったり、そのサービスがいつ終わるか分からないしね。んで、

NetDriveでレンタルサーバを格安オンラインストレージにする@馬坂コム

にも書いたのですが、レンタルサーバをftpで無理やりオンラインストレージにする方法もありますが、これも、タイムアウトされたりカユイところに手が届かない。

そこでVPSを使います。rootがもらえるんだったらやりたい放題できるはず。WebDavサーバにもできる。玄箱を冷蔵庫の上に置いとかなくても良くなります。ディスクが足りなければ複数契約すれば良いだけ。

3.cygwinの代わりにする

ボクのPCにはcygwinが入ってます。で、何に使われているかと言うと、使い捨ての簡単なコマンドラインプログラムを作ったり、たまにgrepとかawkでテキストを処理するためだけに使われてます。もちろんDOS版みたいなのをそれぞれインストールすればcygwinなんて不要なのですが、何となくcmd.exeなんかよりUNIXモドキの方がしっくりくるのです。

こういう用途には、VPSサーバにX Window systemを入れておいて、sshのポートフォワードとかで使えばcygwinより便利かも。何といってもホントのLinuxだし。

あと、ロジアナでダンプしたベクタファイルとかを処理する時があるのですが、それって100MBくらいのテキストだったりして、こいつをcygwinでごにょごにょやるとファイルI/Oが遅くて困ることがあります。多分、さくらのVPSくらいのスペックだったら何の問題も無い気がします。

参考:

さくらのVPS980@tomocha.net

CentOSをサーバーとして活用するための基本的な設定@さくらインターネット創業日記

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