各社の死亡保険の比較表を掲載しているページを見つけました。生命保険の現状が一目瞭然なので、見てみてください。ここで掲載されているデータのソースは、週刊ダイヤモンド2010/3/20号らしいです。
定期保険・保険料比較2010.03.20版@快適らいふ
つまり、結論的には、安く保険を安買う観点では、次の二択です。
ネクスティア生命(旧SBIアクサ)のカチッと定期
ライフネット生命のかぞくへの保険
上記比較表から、上記2つが圧倒的に安く、3番目以降は30%以上高い、ということが分かります。割高な料金を何年間も払うとベラボーな金額になります。セールスレディとお話したい願望があったとしても、そのコストは馬鹿にはなりませんので、ご注意下さい。
もし、サラリーマンで会社の福利厚生で団体扱いの生命保険を利用可能ならば、上記2つに加えてそれも比較対象に加えてみてください。詳しくは、
団体定期保険はスゲーおトク@馬坂コム
に書きました。
実は私は、上記比較表を発見する前に、独自に比較表を作ってみようと思っていました。ネット生保ではもちろん保険料はWeb上で公開されていて即座に知ることができるのですが、例えば日本生命や第一生命に代表される従来の保険会社は、保険料をWeb上で知ることができません。これには少し驚きました。他社との比較を簡単にさせないように障壁を高める、という意図があるのかもしれません。保険料さえも不明瞭なのです。
通常、株式、投資信託、ETFを含む金融商品は、詳細な説明書が公開されていて、コストだとか運用実績まで書かれています。しかしなんと、保険というものは、保険料さえ自由に知ることができないらしい。
で、例えば日本生命や第一生命に代表される従来の保険会社の保険料は、見積もりを取ることで初めて分かります。Webで住所と名前と勤め先と家族構成…、を入力して、「お見積もり」ボタンを押す、というような一連の作業を行うと、後日郵送で見積書が送られてくる、という仕組みになっています。
日本生命で試してみたところ、見積書が送られてきました。手書きの手紙が入っていて、「見積り依頼ありがとう、ついでにオススメの保険の見積書も入れときました、何か不明な点があったら電話かメールでどうぞ」という意味のメッセージが、もっと丁寧な言葉で書かれています。このメッセージを手書きするコストも加入者の保険料で賄われていることが想像でき、従来の保険が割高な理由の一端を垣間見ることができました。
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