10/19に人民元の利上げのニュースが流れました。少し遅くなりましたが、中国銀行のサイトで市中の銀行の利率を確認してみました。
利上げ前の利率と比較した表を示しておきます。
1. 普通預金(活期存款)
2008-12-23 | 2010-10-20 |
0.36% | 0.36% |
2. 定期預金(整存整取)
期間 | 2008-12-23 | 2010-10-20 |
3ヶ月 | 1.71% | 1.91% |
6ヶ月 | 1.98% | 2.20% |
1年 | 2.25% | 2.50% |
2年 | 2.79% | 3.25% |
3年 | 3.33% | 3.85% |
5年 | 3.60% | 4.20% |
出典:中国銀行(Bank of China, www.boc.cn)
ニュースでは、
「中国人民銀行(中央銀行)は19日、預金と貸し出しの基準金利(期間1年)をともに0.25%引き上げると発表した。20日から実施する。」
という話でした。市中の銀行でもニュースどおり、1年の定期預金がちょうど0.25%上がっていました。割合は、全体に10~15%くらいの上昇です。普通預金の利率は変わらないようです。
ちなみに、CHY/JPYは、円高の影響で12.5元を切り、12元に迫る勢いです。これは、2005年以前の水準です。
過去5年のCHY/JPYチャートを載せてみます。
利上げ前に中国銀行で買った人民元(CHY)の定期預金は円高で目減りしそうですが、それは置いておいて、12月に追加で人民元買いを実施する予定です。この作戦が成功するかどうかは、50年後のお楽しみ。
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人民元の預金利率@馬坂コム
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