本棚製作記(1)~設計~

小型本用の本棚を作ったので、そのことを記録しておこうと思います。この本棚は、文庫・CD・A5の本(専門書など)専用にすることで、奥行きをできるだけ小さく作り、圧迫感が生じないようにしたものです。

これを製作した後、大型本用の別の本棚も作りましたが、それはまた別の記事で書くことにします。

本棚を自分で作る利点は、

  • 自由なサイズに設計できる
  • 製造中止にならない。同じサイズを再生産可能
  • 丈夫な材料を使っても安くできる
  • 楽しい(かも)

なことです。市販の本棚は、だいたいは汎用的なサイズです。好みのサイズを入手しようと思ったら、カタログを血眼になって探して、それでも見つからない場合は特注することになります。特注しますと、それなりのお値段になりますので、本棚を買った後には、本が買えなくなってしまいます。

またさらに、自作本棚は、スゲー頑丈になる利点があります。ホームセンターで売っている本棚の強度は、カラーボックスと同程度で、人が乗ったら壊れると思われます。一方、自作本棚の場合、普通に作るだけでめちゃくちゃ頑丈で、簡単には壊れません。

以上の利点は、実は自作を正当化するための言い訳でした。ごめんなさい。真の目的は「楽しい」ことかもしれません。ただし、楽しいかどうかには個人差がありますので、ご注意下さい。私の場合、単に作りたいだけなのです。

まず最初に、Webで情報収集しました。以下がとても参考になります。勇気がわいてきます。

清く正しい本棚の作り方

次に、どんな材料を使うか考えたのですが、近所のホームセンターでは、「パイン集成材」の18mm厚が、比較的コストパフォーマンスが良いように見えたので、コイツを採用しました。パイン集成材は、松の切れ端を接着剤で固めたもののようです。こういう合板は安い上に、反りが少ないです。こんなかんじ↓

本棚の背に貼り付ける板は、安売りの薄いベニヤにしました。歪ませないためのものなので、薄くても問題無いです。

板は一般的に、180cm×90cmよりわずかに大きいサイズで生産されているようで、これを「さぶろく」と言うらしいです。ホームセンターで売られている小さい板も、さぶろくを切り分けたサイズのようでした。このサイズの板を最大に使えるようなサイズの棚を設計すると効率が良さそうです。

180cm×90cmの18mm厚パイン集成材は、3500円くらいからが相場だと思います。お店によって置いている品物の品質が違ったりしますので、色々見てみてください。節が入っていたり、そうでなかったりします。お店にはパイン集成材に限らず、他に魅力的な材料がいろいろありました。今回、組み立ては、ボンド&木ネジで止めることにします。

180cm×90cm1枚で作れるようなサイズで、図面を作ってみました。こんなかんじ↓

木材の切り出しの図は、こんなかんじ↓

木材の切り出しは、ホームセンターでやってもらいます。寸法の絶対値は重要ではなくて、必要な相対精度を確保することが大切です。例えば、棚板の幅は全て揃っていることが望ましいです。また、2枚の側面板も揃っている必要があります。

棚の全高は174cmとしました。これは、我が家が団地で、壁の出っ張りを避ける都合から決まっています。おそらく、通常の住宅では、もっと高い棚を据えられます。

この棚に収納するものは、文庫・CD・A5の本(専門書など)と決めていました。棚の奥行きがあまり深いと圧迫感が出ますので、できるだけ浅く、15cmとしてあります。奥行き15cmはCDとほぼ同じで、文庫本は余裕で入り、A5の本は背がわずかに飛び出る寸法です。また、15cm幅は、90cm幅の合板から6枚取れるので、材料を効率よく使えます。

各棚の高さは、165mmと231mmの2種類にしました。165mmは、文庫本がちょうど入る寸法で、CDには少し大きいです。CD専用の棚に決めてしまえば、もう少し各棚の高さを小さくできますが、今回は、CD・文庫本共用の棚ということにして、このように設計しました。231mmはA5の本やDVDが入る寸法です。

これらは、1mm単位の変なサイズですが、棚の全高を使い切るように調整したためにこのようになっています。図面上の話で、実際の加工の際には1mm単位の絶対精度は必要ありません。

以上ここまでで、材料の検討・図面の作成を終えました。次回に続きます。

清く正しい本棚の作り方 清く正しい本棚の作り方

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