‘コンピュータ’ カテゴリーのアーカイブ

imageFORMULA DR-P215を買ってみた

2011年11月28日 月曜日

前回、家庭用ドキュメントスキャナの比較をして、CANONのimageFORMULA DR-P215を選んだところまで書きました。

ScanSnap vs imageFORMULA ~コンシューマ向けドキュメントスキャナを比較する~@馬坂コム

これが届いて色々使ってみたので、レビューしてみたいと思います。

B005X472GS Canon imageFORMULA DR-P215 A4対応CISセンサー 給紙枚数20枚 USBバスパワー駆動 USB3.0対応 コンパクトモデル
キヤノン 2011-10-27

概観

下の写真は、折りたたんだ状態です。上にケータイを乗っけてあります。ご覧のとおり、かなりコンパクトです。紙書類を無くして場所を節約するためにスキャンするのですから、本体のサイズが小さいのはうれしいです。

 

パカッと開くと、下のようになります。蓋を開くことによって電源が投入されます。唯一のボタンは、スキャン開始を命令するために使用します。

 

ドライバや関連ソフトのインストールは不要

ドライバや関連ソフトの収められたDVDが付属していますが、これをインストールしなくても動作します。スキャナをPCへ接続すると、リムーバブル記憶域としてPCへドライブがマウントされます。そこにあるプログラムを実行すれば、スキャンができます。これは結構よくできた仕組みです。最近ですと、CDやDVDドライブが備えられていないPCが増えているので、そういう場合にも有難い仕組みだと思いました。

インストール無しの場合使うのはCaptureOnTouch Liteというソフトで、DVDに入っているのはCaptureOnTouchです。Liteの有り無しの違いは小さく、基本的な読み取り機能について差異は無いように見えました。多量のスキャンをするのでなければ、ずっとLiteを使い続けても良いのかもしれません。LiteであってももちろんOCRしてテキストデータをPDFへ埋め込めます。

 

USBケーブルの本数と読み取り速度の関係

本機には2本のUSBケーブルが付属し、1本は普通のmicro USBケーブル、もう1本はACアダプタのプラグになっています。USB2.0ポートを使用する場合、1本で接続しただけでもスキャンできますが、速度が低下します。2本接続することによって、本機の最大速度でスキャンが可能です。USBの電力供給の関係のようです。

下の写真は、本機の後ろ側の端子を写したものです。このように、micro USBのジャックと、DC5Vを供給するACアダプタのジャックがそれぞれあります。

USB3.0のポートがあれば、1本接続だけで最大速度でスキャンできるようです。ちなみに、旧機種のDR-150では、USB3.0ポートへ1本だけ接続しても、低速でしか動かないようです。

 

動かしてみた様子

カラー・300dpiで読み込んでいる様子です。家庭用として十分のスピードだと思います。

 

 

写真ハガキ(年賀状)は滑ってしまう

古い年賀状もスキャンしたのですが、その際、ハガキと写真を貼り合せたタイプ厚めのものは、滑ってしまってうまくスキャンできませんでした。指で押してやれば取り込むのですが、スキャンした画像は縦に伸びてしまいます。薄めの材質のものは問題ないようで、プリントした写真は問題ありませんでした。

 

惜しい点

読み込みソフトであるCaptureOnTouch Liteでスキャンしたあと、プレビューが表示されるのですが、これをカーソルで移動できないです。複数枚の紙文書を読み込んだ後、文書の縦横や方向を確認するために、パラパラと複数ページを一通り表示したい場合があります。このとき、いちいちプレビューをマウスでクリックしないと表示を移動できません。CaptureOnTouchは、特殊なインターフェイスなものの、かなり良い出来なので、ここがすごく惜しいです。

 

まとめ

ドキュメントスキャナってなかなか良いです。ガンガンスキャンして部屋を片付ける気が沸いてきます。本機種はコンパクトなので、部屋を圧迫しません。

B005X472GS Canon imageFORMULA DR-P215 A4対応CISセンサー 給紙枚数20枚 USBバスパワー駆動 USB3.0対応 コンパクトモデル
キヤノン 2011-10-27

ScanSnap vs imageFORMULA ~コンシューマ向けドキュメントスキャナを比較する~

2011年11月27日 日曜日

前々からADF搭載のスキャナが欲しくてたまりませんでした。うちは狭いので、紙文書をできるだけ減らしたいためです。

こういったスキャナは、何枚も紙を束ねてセットすると、自動的に両面をデジタルで読み込んでくれて、PDFだとかjpegだとかに保存できるっていう代物です。読み込んだ文字画像を読み取って、テキストデータを抽出するようなことも可能です。これをOCRと言います。OCRをした後にテキストデータを埋め込んだPDFで保存すれば、内容を検索できるPDFファイルを作成できます。

ドキュメントスキャナを買うために、簡単に4機種の比較をしてみました。これら4機種はコンシューマ向けADF搭載ドキュメントスキャナとして、代表的なものです。

機種 PFU ScanSnap CANON imageFORMULA
S1300 S1500 DR-P215 DR-C125
FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300 FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500 Canon imageFORMULA DR-P215 A4対応CISセンサー 給紙枚数20枚 USBバスパワー駆動 USB3.0対応 コンパクトモデル Canon imageFORMULA DR-C125 A4対応 CISセンサー 給紙枚数30枚 重送軽減リタードローラー採用 Uターン排紙省スペース設計モデル
カラー 200dpi 6枚/分 20枚/分 10枚/分 25枚/分
300dpi 4枚/分 20枚/分 6枚/分 15枚/分
600dpi 0.5枚/分 5枚/分 1枚/分 4枚/分
グレー 200dpi 6枚/分 20枚/分 15枚/分 25枚/分
300dpi 4枚/分 20枚/分 15枚/分 25枚/分
600dpi 0.5枚/分 5枚/分 5枚/分 13枚/分
原稿搭載枚数 10枚 50枚 16枚※2 30枚
TWAIN × ×
Acrobat付属 × × ×
USBバスパワー ×
体積(収納時) 2.1ℓ 7.3ℓ 1.1ℓ 10.2ℓ
価格※3 約2.1万円 約3.3万円 約2.5万円 約3.1万円

※1 速度は該当機種の最大値
※2 80mg/mm^2へ換算
※3 amazonで2011年11月に調査

価格帯は2.1万円~3.3万円くらいです。価格と読み取り速度は対応しているようです。

で、スタパ斎藤氏の記事によれば、

S1300の(A4サイズ原稿の)スキャン速度は、最速でも毎分8枚(16面)。数字だけ見るとS1500の半分程度の速度ってイメージだが、実際の使用感としてはもっと遅い。

たとえば拙者の場合、通常は読み取りモードをスーパーファイン(カラー/グレースケール300dpi、白黒600dpi相当)にしている。S1500はこのモードで毎分20枚(40面)スキャンできる。が、S1300の場合はこのモードだと毎分4枚(8面)、USBバスパワー駆動だと毎分2枚(4面)しかスキャンできない。

ぶっちゃけた話、S1500のスピードを知っている者にとって、S1300のスキャン速度はヤケに遅いのであり残念であり脱力モンと言える。ハッキリ言って、多量の紙書類をサササッと効率良く電子化したいという人には、全然オススメできないS1300である。

お手頃ドキュメントスキャナ「ScanSnap S1300」@ケータイWatch

ということで、速度的にはS1300はちょっと遅すぎる、ということみたいです。

上記比較表でも、一番遅いのがS1300であり、次に遅いDR-P215との速度差は、グレースケールの場合で2倍以上開いています。ところが価格差は4000円程度です。サイズを見てみると、S1300とDR-P215はかなりコンパクトですが、S1300は天板が斜めになってしまうので、DR-P215に分があるように思えます。どうも、S1300を積極的に選ぶ理由は無さそうです。

読み取り速度が早い領域では、S1500とDR-C125がほぼ拮抗しています。ただ、S1500にはAcrobatが付属するので、わずかな追加投資でAcrobatが手に入ることを考えるとS1500に分があるように思えます。

私の場合、何十冊も本を読み込む元気は無いだろうということ、少しでも安いほうが財布にやさしいこと、コンパクトでないと机上や家を圧迫してしまうこと、等々を勘案して、DR-P215を買ってみようと思います。コンパクトさと、中くらいの速度、中くらいの価格です。結果はまた次の記事で書こうと思います。

Xperia mini pro SK17iアップデート

2011年11月16日 水曜日

しばらく前からXperiaの画面にアップデートの通知が出ていました。そこで今日は、アップデートを実行してみました。

アップデートは、PC CompanionなるソフトウェアをインストールしたPCが必要と表示されました。PC CompanionはPCとXperiaをUSBケーブルで接続し、メニューを選択していけば簡単にインストールできました。

 

続いてアップデートを促されるので、それに従えばこれまた簡単に終わりました。

ビルド番号が、”4.0.2.A.0.58″になりました。

主な変更点は、

  • Androidプラットフォームが新しくなる (なんのこっちゃ?)
  • GoogleTalkのビデオチャットがサポートされるようになる
  • Xperia内蔵のFacebookが良くなる
  • カメラ機能が拡張されて、2Dと3Dのパノラマ写真が撮れたり、16倍のビデオズームができるようになる
  • Sony Entertainment Network Services (なんのこっちゃ?)

らしいです。それと、いじってみて、気づいた変更点は以下でした。

  • なんかスクロールがスムーズになった(気がする)
  • 電源ボタン長押しでスクリーンショットを撮れるようになった
  • 3Gマークが↑Hみたいな表示になった(場所によっては3Gと表示されるらしい)
B005EW32AY SonyEricsson Xperia mini Pro SIMフリー キーボード搭載
SonyEricsson
 

Lenovo IdeaPad S100 (4) ~外部ディスプレイ接続時の最大解像度~

2011年10月10日 月曜日

lenovo社の公式のスペックによれば、ディスプレイの最大解像度は”1,400×1,050 ドット、1,677 万色(VGA 出力時)”です。搭載のビデオチップは、”インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター 3150(チップセット内蔵)”です。

Lenovo IdeaPad S100 2011年6月7日発表(1067J2J,1067J5J)

さらに、インテルのatomのデータシートでも、外付けディスプレイは1,400×1,050 よ、と書いてあります。ところが、外部ディスプレイを接続してみると、標準のドライバで、何もせずに1680 x 1024サイズ表示できました。

接続したのが1680 x 1024ディスプレイだったので、このサイズまでしか確認できなかったのですが、もう少し大きくても映せるかもしれません。メーカのスペックってあてにならないですね。この辺にもごちゃごちゃ書いてありました。

ところで、今まで我が家のデスクトップには、iiyamaの1680 x 1050のモニタにThinkPad T41を接続して使っていました。で、最近気づいたのですが、外付けモニタを追加した状態だと、描画のパフォーマンスが非常に低下します。たとえば、Xperiaで撮影した動画がパラパラアニメになってしまいます。本体モニタを使用した場合は問題ありません。なぜかは不明ですが、標準のドライバはこの解像度に対応していないために使用しているサードパーティのドライバ(Omega Driver)が原因かもしれません。

IdeaPad S100ちゃんは、その辺が問題ないため、当初は外出用に買われたのですが、現在では外付けモニタとキーボードとマウスがつながれて、メインマシンとして大活躍しています。T41は、Pentium M 1.6GHzですから、数値計算みたいなバッチジョブ的なものは、Pentium Mの方が倍くらい速いですが、総合的にはS100が勝ります。T41って2003年製だしね。

関連記事

Lenovo IdeaPad S100 (1) ~購入~@馬坂コム

Lenovo IdeaPad S100 (2) ~メモリ増設~@馬坂コム

Lenovo IdeaPad S100 (3) ~HDDとかパフォーマンスの話~@馬坂コム

 

B0052BI63K Lenovo IdeaPad S100シリーズ LED バックライト付 10.1型ワイド HD液晶 ノートブック ホワイト 1067-J5J
Lenovo 2011-05-27

イオンSIMプランAを試す

2011年9月12日 月曜日

980円/月で話題のイオンSIMを色々試してみました。

willcomと比べてみる

左がイオンSIMプランAをさしたXperia mini pro、右が青耳をさしたWillcom03です。双方ともOpera miniを使っており、バージョンは XperiaはVer.6.1.25577、WillcomはVer.5.1.21594です。画像の荒さは両者とも「中」に設定されています。

若干イオンSIMが早いように思います。ただ、マシンスペックが違ったり、エリア的な問題もあると思うので、ご参考までに。

googleマップでグリグリしてみる

名古屋駅を検索し、表示させて拡大したりグリグリした後、札幌市を検索したところです。やっぱり、ちょっと遅いような…

標準ブラウザでYahooをブラウズしてみる

Xperiaに最初から入っているブラウザで、Yahoo! PCのトップページを再読み込みし、その後ファイナンスのページを開きました。Opera miniとは違った圧縮無しの場合のスピードのサンプルとして載せました。

電話をしてみる

イオンSIMに代表されるデータ専用SIMカードでは、電話は使えません。Xperiaに刺すと、「緊急通報のみ」という表示が出ますが、通話は全く使えません。もしや、着信はできちゃったりするのだろうか?と思って試しましたが、でもやっぱり駄目でした。電話番号自体は、SIMカードのパッケージに書かれています。

で、通話できないのはいいのだけれど、ユニバーサル何とか料で7円取られるのは気に食わん。

いかがでしょうか。もう少し早いほうが良い方は、より上位プランをどうぞ。

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Xperia mini pro SK17iを買ってみた@馬坂コム

Xperia mini proいろいろ@馬坂コム

B003H4QHZI 日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS
日本通信 2010-04-16

Xperia mini proいろいろ

2011年9月9日 金曜日

microSDの交換

microSDは、もともと入っている内容を新しいカードへコピーすれば問題なく使えました。

Xperia mini pro SK17iには、最初から2GBのmicroSDが入っています。これは初期状態で1.12GBほど使われていて、残りがそれほどありません。カードの交換は、PCを使って単純に内容をコピーするだけでokで、最大32GBのmicroSDHCまで使えます。

  

 

左が交換前、右が交換後。

感度が悪い件

電波感度は、良くないようです。

ボクはイオンSimをさして使っているので、Docomoケータイと同じエリアで使用できるはずです。ところが、この機種は感度がそれほど良くないようです。家の奥の方なんかで圏外になることもしばしば。willcomの方がよく入る場所もあります。この機種は、FOMAプラスエリアという800MHzを使用できないですが、このことも一因なのかな。あと、本体を握り締めていると電波インジケータが1つ分くらい下がります。ギリギリ圏外な場面では、机の上に置いたりすると通信できるようになります。

Opera miniがスンバラシい

低速回線では、Opera miniが威力を発揮します。

Opera miniはwillcomでも使っていました。Operaのサーバでいったん処理して、バイナリデータを送ってくる仕組みらしいです。これは100kbpsの980円/月イオンSimの場合、大変オススメです。標準ブラウザはもう使えません。スピードが全然違います。

イオンSimの100kbpsの体感速度は、willcomと同じか少し良いくらいと思った方が良いです。値段を考えれば文句は言えません。

wifiはそんなに電池消費しない

willcom03にもwifiが内蔵されていて、たまに使っていたのですが、これの電池消費が凄くて1時間くらいつけっぱなしにしておくと電池切れを起こしていた記憶があります。Xperiaのwifiはそこまで電池消費が大きくないようです。家にいる間つけっぱなしておいてもそれほど電池の持ちに影響しないです。

ただし、wifi自体はそれほど影響しないものの、電池の持ちはあんまり良くないです。

メール

メールは、 あらかじめ入っていたgmailアプリを使っています。gmailにメールが届くと、鳴動してLEDが点滅します。このようなPushメールっぽい挙動は、IMAP Idleと呼ばれる技術らしいです。

これまで使っていたwillcomのpdxメールは、gmailへ転送するように設定しました。メールが届くとxperiaへはpushで届き、鳴動します。送信の場合も、gmailでFromアドレスをpdxメールにしておけばok。ただ、Framアドレスを書き換えることは、最近では「なりすましメール」とか言われて、拒否される場合があるらしいです。特に携帯キャリアのメール。拒否されるかどうかは、迷惑メール対策の設定に依存するらしい。

アドレス帳

willcom03からXperiaへのアドレス帳のコピーは、PCとwillcom03を接続してOutlookへ連絡先を同期しておいて、Outlookから連絡先をテキストで書きだして、gmailの連絡先でこれをインポートすれば良いです。

 Outlook と Google Gmail の間で連絡先を転送する@マイクロソフト

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Xperia mini pro SK17iを買ってみた@馬坂コム

Xperia mini pro SK17iを買ってみた

2011年9月7日 水曜日

遅ればせながら、SimフリーのXperia mini pro SK17iを買ってみました。2011年8月発売のモデルらしいです。香港の1shopmobile.comで注文しました。初めてのandroidマシンです。

注文すると、1~2日で日本に届きます。ところが、通関手続の所要時間が長いです。下図は、EMSの追跡画面です。通関に4日かかりました。

 

この手続で、消費税500円と手数料200円の合計700円が課されました。これは、郵便の受け取り時に払います。ネットで外国から買っても消費税はかかるようです。

何故Simフリー端末をわざわざ買ったかと言うと、2年縛りが嫌で仕方ないからです。今までwillcom03を使っていたのですが、2年以内に機種変更すると、懲罰的な請求を受けねばなりません。これがストレスでした。この手の縛りは、どのキャリアでも同じです。Simフリー端末を使っていれば、このような因習とはオサラバできます。

ちなみに、キャリアの純正品の端末代は見かけ上安いですが、端末コストは通信料金に上乗せされています。たぶん。

何故にXperia mini proかと言うと、Qwertyキーボードでそんなに高くないという条件にマッチしたからです。日本語も最初から使えるらしく、日本語の情報もいろいろありそうです。

Simは日本通信のイオンSim、980円/月を使ってみる予定です。

ということで、晴れてwillcom03から乗り換えることができた。

参考:

Xperia X10 mini/mini pro wiki

イオンSIMのまとめ

B00400ODMM ELECOM スマートフォン用Micro-USB変換アダプタ docomo・softbank端子用 10cm ブラック MPA-FSMB
エレコム 2010-08-25

PC Xサーバのまとめ

2011年7月27日 水曜日

PC Xサーバの使用感をまとめてみました。

1. Astec-X

日本製なので、Webページやドキュメントが充実している。SolarisのCDE時代には非常に安定していた感触があるが、Linuxで使用すると不安定でクラッシュする場合があった。ただ現在では、これら問題は解消されている。サポートも親切で、不具合を報告すると修正版を送ってくれたりする。試したことはないけれど、OpenGLに対応しているらしい。ssh転送も問題ない。

でも、CAD/CAMでポリゴン数が多い場合とかに、Exceedよりほんのちょっとモタツク気がする。値段は高い。

2. Exceed

パフォーマンスチューニング機能があって、ビデオカードを使ってベンチマークして、各種パラメータを調整できる。これを実行すると、特にCAD/CAMなどポリゴン数が多い場合に速度が早くなる。チューニングしたExceedは、Astec-Xよりも早い気がする。

しかし、OpenGLとかssh転送を使おうとすると、追加料金が必要。値段は高い。

3. Xming

タダで使えるバージョンは古く、現在のLinuxなどで使うと不安定な場合がある。最新のバージョンは10ポンド寄付することでダウンロードでき、商用品と遜色なく使用できる。デスクトップのアニメーションなど、商用品がもたつく場面でも、スムースな感じがする。CAD/CAMなどポリゴン数が多い場合には、Exceedに劣るがAstec-Xくらいのスピードは出る。また、OpenGLにも対応しており、ssh転送もok。

まとめ

安定性はどれも申し分無い(最新版に限る)。コストパフォーマンス的には、Xmingが最高。商用レベルのサポート・安心感を求めるのであれば、Astec-XかExceed。

参考:Windowsで動くXサーバ・カタログ@IT

VPSでLinuxデスクトップを使う(3) ~追加のパッケージのインストール~

2011年7月20日 水曜日

さくらインターネットのCentOS5インストーラは、サーバ用途を想定しており、デスクトップ環境として使用するためには不足しているパッケージがあります。

1. Administration Toolsのインストール

まず、せっかくデスクトップが使えるので、パッケージの追加は”パッケージマネージャ”を使うことにします。コイツは、”Administration Tools”をグループインストールすれば入ります。

    # yum groupinstall "Administration Tools"

そうすると、パッケージマネージャが使用できるようになります。

初期状態では、emacsも入っていませんし、日本語が使えません。これらはパッケージマネージャを使って、必要に応じてパッケージを追加してゆけば良いわけです。

2. ファイヤウォールの設定確認

できるだけ早い段階で、ファイヤウォールを有効にしておくことをおすすめします。ちなみに、Linuxのファイヤウォールを手で設定するのは手間なので、これもGUIに頼ったほうが簡単です。

メニューからAdministration→Security Level and Firewallを選びます。そして、必要なサービスを選んでApplyすればファイヤウォールが有効になります。sshのポートのポートを変更してある場合、ここでsshを選んでも意味がありません。ポートを12345にしたのだったら、そのポートを開放します。

特に、ssh+Xで接続している場合、ここでチェックし忘れてApplyするとsshで接続できなくなるのでご注意あれ。

もし、間違えて接続できなくなったら、さくらインターネットのWebベースのリモートコンソールで、

    # /etc/rc.d/init.d/iptables stop

として一時的にiptablesを停止して、再度設定を行います。

3. 日本語サポートのインストール

デスクトップを日本語にしてみます。

パッケージマネージャを使って、”Japanese Support”を入れます。

その後、メニューから”Control Center”を選んで、Regional & Accesibilityを選び、LocaleタブでJapaneseを選びます。

そうすれば、デスクトップの表示は日本語に変更されます。

↓は、Firefoxをインストールして、Yahoo! Japanを表示したところです。Firefoxは、パッケージマネージャの”Applications”の”Graphical Internet”からインストールできます。

ここまでくれば、もうほとんど終わりです。Linuxデスクトップを使って、ゴニョゴニョ幸せになれるはず!

VPSでLinuxデスクトップを使う(2) ~Xmingで接続~

2011年7月18日 月曜日

VPSにセットしたデスクトップ環境へは、ローカルのWindowsマシンからはXmingを使用して接続しました。XmingはXサーバです。

Xming – PC X Server

Xmingは、最新版(7.5.0.38)のダウンロードにはパスワードが必要です。寄付(10ポンド≒1400円)すると、パスワードが送られてきて、ダウンロードできるようになります。古いバージョン(6.9.0.31)は、寄付しなくともダウンロードできます。

kdeやgnomeのデスクトップを使う際に、古いバージョンだとクラッシュする場合があります。最近のLinuxを使うのであれば、最新版を使ったほうが苦労が少なくて済みます。ちなみに、商用のPC-Xサーバも、最近のLinuxへの対応は微妙な場合があります。私の経験では、Astec-XやExceedも、ちょっと古いだけでRHEL5などへの接続で問題が生じる場合があります。

Xmingから接続する場合、まず、XLaunchを起動します。そうすると対話的に設定ができます。

1. Display settings

Windowのモードを選びます。

2. Session type

Start a programを選びます。

3. Start program

Start programは、”startkde”としました。KDEデスクトップが不要ならば、仮想端末でもokです。典型的には、”xterm”が使われますが、まだインストールされていません。KDEがインストールされているならば、xtermの代わりに”konsole”が使えます。

VPSとローカルPCとのXの接続は、sshポートフォワードで確立します。ssh接続に必要なPuTTY(plink.exe)は、デフォルトではXmingと同時にインストールされていますので、Using Puttyを選びます。

connect to computerはVPSのIPアドレス、Login as userはユーザ名を入れます。

4. Additional parameters

SSHのポートを変更してある場合、Additional parameters for Putty or SSHには、”-P <port番号>”を入れます。

5. Finish configuration

ここまでの設定をファイルに保存できます。次からはコレをダブルクリックすれば、イチイチ設定を入力する必要が無くなります。

6. 出来上がり!

こんなかんじでKDEのデスクトップが現れました。これで、Linuxデスクトップが一丁上がりです。

ただしまだ日本語は使えません。