外国株式インデックスe

私が最初に外国株式に投資したのは2010年ごろ、社会に出て数年後のことです。当事、橘玲さんの著書や、ネットで読める山崎元さんの記事から知識を得て、ほぼ100%インデックス投資でやってきました。

一番最初に外国株式を買ったのが、「外国株式インデックスe」です。この投信は、信託報酬が名目で0.55%と高く、今日ではより優れたファンドが多数あり、これを選ぶ理由はありません。しかし当事、このファンドが低コストの先陣を切っていたわけです。

私の投資記録を見てみると、最初は1週間おきに1万円を手動で買ったようです。当事私は第一子を授かった直後で、まさに恐る恐る、このファンドを購入していました。全く経験のない、得体は知れないものに自分の少ない賃金を突っ込む事に対するおそれと期待が、この買付け金額に現れているわけです。

現在ではこの成果がでて、基準価額​10985円で購入したものが、現在では35319円です。この先、短い周期の増減を繰り返しながら、長期的により成長することを期待しています。

先に書いた通り、本ファンドの信託報酬は高めです。2021年2月8日付の運用報告書では、1万口あたり費用は0.589%で、例えば500万円の残高に対して、1.8万円弱のコストが差し引かれるわけです。長く持てばこれが積み重なって、足かせになる可能性もあります。

しかし私の場合、小さくない含み益が乗ってしまっており、税金負担を考えると乗り換えるのも難しい水準になってしまっています。おそらくこれから定年を迎えるまで、あるいはその後も保持し続けるであろうファンドです。

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