いまさらYahoo! BB ADSLに加入する

実家の光回線をADSLに戻した話です。

父母は、ハイビット社の光ギガなる回線の契約を結んでいました。これは、セールスの電話があって、速くて安いという説明があったため契約したそうです。父母は、およそ9000~11000円/月の料金を支払っていました。言われるままに加入した割高なオプションを含みます。

父母も、この料金についてはさすがに割高だと思ったようで、私に相談が来ました。色々調べて考えた結果、戸建て向けの光回線は結構高いと思いました。接続業者も工夫していて、様々な説明をして手ごろな価格である体を装いますが、戸建てのインターネット+電話で、基本料は5500円程度が相場です。各社、一時的な割り引きを付けており、直接的な比較は困難ですが、概ねこの程度の料金と言えそうです。

一方、Yahoo! BB ADSLの場合、NTTの加入電話+ADSL料金は、最初の5年間が2900円で以後が3400円になります。(加入電話が1600円、Yahoo! BB ADSLが最初5年間1265円で6年目以降1801円)

つまりざっくり10年間の費用にすると、

光回線(戸建て)+電話:58~65万円
ADSL+電話      :35万円

ということになります。

ADSLは収容局との距離が長いと、速度が出ません。加入電話と収容局の距離は、NTTの線路情報開示システムで調べられるので、ある程度予想がつきます。今回の場合、線路距離長が1910m、伝送損失32dBでした。

線路情報開示システム

当初、今更ADSLは遅くて使い物にならないかもしれない不安がありました。しかし、実際にひいてみると、体感速度の低下はほとんどありませんでした。amazonプライムビデオのHD画質が、待ち時間なしで見られます。(これにはちょっと驚きました)

ということで、一般家庭での用途には、依然としてADSLが有力な選択肢になると思いました。ADSLは、収容局との距離によりますが、もしそれほど遠くない条件では、コストパフォーマンスが大変高いです。

なお、電話の通話料については、固定回線あてはBBフォンを利用することで、光電話と同程度(8円/3分)にできます。携帯あての通話の場合、BBフォンは光電話に比べて割高ですが、0033モバイル等のサービスを利用することで、光電話と同程度にできます。0033モバイル等への切り替えは、電話機によっては自動的に切り替えることが可能です。例えばパナソニックの電話機には、「選んでケータイ」という機能があり、ユーザによる操作無しで安い回線を選択することができます。

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