VAIO type L (VGC-LB91S) 15.4インチのHDDを換装しました。もともと60GBしか無かったのですが、HDDを増やせばまだ使えます。
さて、入れた500GBのHDDはコレ。
東芝 MK5065GSX 500GB 9.5mm 2.5インチ SATA300 HDD バルク品 東芝 |
今回の分解、2時間ぐらいかかりました。なかなかHDDに到達できなかったです。今まで分解したPCの中で一番ややこしかったかも。私はThinkPad愛用してますが、アイツはいいです。HDDはネジ1本で外れるようになってる。
まず分解。裏返して、カバーを外して、電池を外す。その後スタンドを外します。ネジがいちいち違うのでご注意あれ。ゴムカバーで頭が隠されているネジもあります。
次はこれ。ハンドルを外します。ハンドルの下側にある小さいネジを2つ外して、マイナスドライバーに布をあてて、隙間に差し込んでこじって開けます。これ、最初分からなくて、スゲー時間かかった!ハンドルを外さないと、裏蓋は開きません。
次に画面側のパネルを外します。こいつはハメこみでくっついてるだけなので、手でひっぺがす感じで外します。かわゆいスピーカーちゃんとご対面!
んで、パネル内側にある裏蓋に関係すると思われるネジを外します。たとえばこんなネジ。そうやって裏蓋(背面側)を開けます。
裏蓋を空けても、まだHDDは見えません。次はこの灰色の蓋を外します。⇒のついているネジを外したり、ケーブルを外していきます。ケーブルはすごく丁寧にしっかりと配線されています。
無線のアンテナを外したり、
スピーカーケーブルを外します。左右を忘れないように。
やっとHDDに到達。これで交換しておしまいです。
結構複雑度の高いPCなので、途中で写真を撮っておくか、図面を書いておかないとどこのネジかわからなくなります。ケーブルもどれがどれかわからなくなります。
ここを参考にしましたが、構造は結構違うみたいでした。
VAIO type LのHDD換装の話@C-TECバックルーム
VAIOは、VAIOリカバリユーティリティでリカバリディスクを作れるので、あらかじめ作ってあればそいつでリカバリできます。
しかし今回は、設定など全部初期状態に戻ってしまわないように引越すために、Paragon Backup & Recoveryを使いました。新・旧のHDDのほかに、第三のHDDに旧HDDの内容をバックアップしておき、書き戻しました。
ただ、レスキューディスクで起動して、新ディスクに書き戻そうとしたのですが、書き込み先のパーティションサイズを自由に設定できないようでした。そのため、新HDDにWindowsをリカバリして、そこにParagon Backup & Recoveryをインストールして起動して、そこから旧ディスクのアーカイブを読み込んで起動ディスクに対してリストアを実行したらうまくいきました。
Paragon Backup & Recoveryでは、起動しているパーティションに対してリストアするときは、再起動を促されて、再起動後Windows起動前にParagonが起動して、リストアします。詳細は、こちらをどうぞ。
コメント
[…] 前回のVaio type-Lとは比べ物にならないシンプルさです。 […]
ブログ拝見しました。私の機種はVGC-LB52HBです。CPU換装の為に開けようとしていますが裏蓋が外せません。スタンド・取っ手 隠れているネジ、バッテリーカバー内のネジ、前面パネル、それに隠れているネジこれ等全て外しました。
裏蓋下部は外れています。上部が動きません。
側部PCカードスロット近辺も全く動きません。どうすれば外せるのでしょうか? ネット検索しほとんどの分解事例は見たつもりですがどれも肝心の裏蓋を外すところをスルーしています。
恐らく爪が噛んでいるのでしょうが爪を外すにはどのようにすればいいのでしょうか。(上に力を入れて持ち上げる? 上・左右に揺らしながら持ち上げる?上から下に引き上げる?)
宜しくお願いします。