1年くらいPCでQMAIL3を使いましたが、結局再度秀丸メールに戻しました。秀丸メールの全文検索は、インデックスを使用しないにもかかわらず、かなり実用的です。秀丸メールの検索性能が高いことを改めて感じました。
メーラって毎日使うので、色々試して転々としています。1999年以降の送信済みメールのX-Mailerヘッダをgrep|sort|uniqしてみると、
- Eudora-J (Mac)
- ARENA Internet Mailer (Mac)
- Outlook Express (Mac)
- Outlook Express (Win)
- AL-Mail (Win)
- Winbiff (Win)
- Becky! (Win)
- Shuriken Pro (Win)
- 秀丸メール (Win)
- QMAIN3
と、実に10種類のメーラを使ったようです。1年に1回乗り換えているみたいです。
QMAIL3は、HyperEstraierを検索画面から使えて、全文検索ができます。これはホントに素晴しい機能です。ところが、HyperEstraierの全文検索をするためには、「1メール1ファイル」の形式でメールデータを保存する必要があります。そのため、時間が経つに連れてメールデータのファイル数が増えてしまいます。
ファイル数が増えるに従って、バックアップを簡単に取れないという問題が生じました。ボクはpdumpfsで別のHDDにスナップショットしているのですが、メールが30万通くらい溜まってしまい、ファイル数も30万くらいになった現在、1回のpdumpfsに3時間ぐらいかかるようになってしまいました。別のドライブっていうのも、以前使っていたのを流用した古いものではあるものの、IDEで直結しており、そんなに遅くないはずです。
さらに、pdumpfsでとったバックアップのうち、不要なバックアップを削除するとき、cmd.exeで、
rd /s D:\backup\2010\12\01
みたいにして消すのですが、これにも3時間くらいかかるようになってしまいました。fast_rm.exeとか試してみましたが、状況は変わりません。結局、ファイル数が30万くらいあるQMAIL3のメールボックスが負担になってきました。
QMAIL3では、「複数メール1ファイル」も使えるのですが、これをするとHyperEstraierの全文検索が使えなくなり、QMAIL3を使う利点無くなってしまいます。そこで、ふと思いついて、以前使っていた秀丸メールに戻しました。
戻してみて、秀丸メールのサクサク感はホントに気持ちいいなぁと思いました。QMAIL3も非常に良くできたプログラムで、十分すぎるくらい高機能なのですが、秀丸みたいなWindows用にゴリゴリ作られたメーラって、やっぱり素敵です。
秀丸メールの全文検索はインデックスを使わない方法なので、HyperEstraierを使ったQMAIL3よりは遅いのですが、30万通くらいのメールは数十秒で終わるようで、十分実用的に思えます。
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