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リモコンの受光モジュール故障の修理

2012年7月17日 火曜日

我が家扇風機、東芝F-LD30Xのリモコンが去年から効かなくなっていました。さてこの扇風機、リモコンがないとON/OFFと風量設定以外できません。リズム風等の気の利いた機能が使えないのです。赤外線受光モジュールを交換することで簡単に修理できたので、書いておきます。

東芝扇風機F-LD60X/LD30X@東芝

当初疑ったのは、リモコン送信機の故障です。しかし、デジカメのファインダーで覗いてみると送信部が光って見えたので、少なくとも赤外線は発しているようでした。そのため送信機の故障の可能性は低いと考えました。次に、本体を分解してみました。しかし、破裂したキャパシタは無く、故障しそうな箇所はすべて正常に見えました。

たまたまグーグルで引いてみると、東芝のテレビで赤外線受光モジュールの故障があるという記事を見つけました。

東芝事例@ブラウン管TV 社告無償修理まとめ

赤外線受光モジュールって基本構造としてはSolid-Stateデバイスですから、故障するように思えないのですが、Webに掲載されるほどの頻度で起きるのであれば、我が家の扇風機も同じ症状である可能性があります。この扇風機、F-LD30Xは2003年製でもうすぐ10年モノです。本体側の故障だとすると、修理できたとしてもかなり料金がかかりそうでした。

扇風機持ち込み修理概算料金@東芝

仕方ないので内部を見てみることに。

一般的な赤外線受光素子はVCC, GND, VOUTの3端子のようです。

扇風機のリモコン受光部は、降圧回路から生成された5V電源でドライブされていました。電源を入れるとVOUTには1.2Vくらいの中間的な電位が出力されており、アナログテスタでVOUTを見ながら赤外線リモコンで操作すると、針がピクピクします。何らかの信号が出てはいるようです。しかし赤外線を受光していない場合には通常”H”のはずなので、VOUTに1.2Vが出てくる時点で故障と判定できました。

早速秋月電子で100円で売ってる赤外線受光素子PL-IRM2121に交換してみました。これが大成功。下記が交換後の様子の記念写真です。

今回は運良く同じ端子配列でしたが、交換前のデバイスと端子配列が違うといけないので、念のため確認しておきます。

機器に電源を投入してテスタで当たることによって、少なくともGNDはわかります。VCCは例えばバイパス用のキャパシタと並列になっているかどうか等で確認します。VOUTはマイコン等のICへ接続されている可能性が高いです。