“Try WiMAX”でWiMAXを試してみた

前から気になっていたWiMAX。”Try WiMAX”なる15日間無料で試せるキャンペーンを利用して、色々使ってみました。

Try WiMAXでは、Webから申し込むだけでお試し端末が送られてきます。ボクの場合、申し込みの後2日で自宅にお試し端末が届きました。申し込みの途中では、クレジットカード番号を入れる必要があります。

で、試してみた結果、WiMAXはかなり速く、Webを閲覧したりメールをしたり、程度の使い方では十分だということが分かりました。5Mbps程度は簡単に出ます。単純な転送速度については、色々なサイトでベンチマークしているので、詳細は省きます。

欠点は、フレッツ光に比べるとレイテンシが大きいことです。sshでリモートホストにログインして作業する場合、Bフレッツだとほぼローカルと同じ感覚でコマンドを打てます。しかし、WiMAXでは、ワンテンポ遅れる感が否めません。Yahoo!へPingしてみると、

フレッツ光 : 10ms 以下
WiMAX  : 100ms 程度

です。ガリガリのコマンドラインユーザーにはちょっと厳しいかもしれません。

あと、電車で移動中に使うと、つかえない区間が結構目立ちます。流石にケータイやWillcomと同じというわけにはいかないようです。契約する前に”Try WiMAX”を利用して試してみるのがおすすめです。

WiMAXの特徴的なところは、契約期間の縛りが緩いところです。ケータイとかイーモバイルって、年間契約的な契約が前提で、それを契約しないと懲罰的な料金が課されます。しかしWiMAXでは、年間契約しない場合であってもそれほど高くなりません。

このWiMAXで、家用回線とモバイル回線を置き換えてしてしまえば、結構コストダウンできるんじゃないか、と思っています。WiMAXだと、1つの契約で複数端末を接続できるみたいです(ただし、機器1つ追加に対して+200円のコストがかかり、同時使用はできない)。ですので、家用回線とモバイル回線を同時使用できないことが許容できれば、2つの回線をWiMAXにしてしまえばかなり安く済みます。

実際に契約するかどうか決めるのは、もう少し試してみてからにしようと思っています。

2011年5月28日追記

結局、WiMAXはやめました。

電車の移動中につながらないことが多く、速度の遅いはずのWillcomの方が使いやすかったからです。Willcomは遅いけれど、WebブラウズするのにOpera miniを使うとかなり快適です。Opera miniは、データをオペラ社で圧縮して送ってくるらしいです。WiMAXは、もう少しエリアが拡大してからか、あるいは、引っ越すときに固定回線引くのが面倒だったら考えようと思います。

コメント